「コントロロジー」とは、「コントロール学」、つまり、コントロールに関する学問です。
「自分の体を正しく理解することで、一人ひとりが日々の生活において必要な仕事や作業をこなすための健やかな体を手にいれる」(『コントロロジー』より引用)ことを願ってピラティス氏はコントロロジーを作りました。
ピラティス氏が亡くなられた後も彼の哲学が残り、現在はピラティス氏の名前がメソッドの名前として使われています。

ピラティス氏は様々なイクイップメント(器具)を考案しましたが、これはそれぞれの人の体の必要性に合わせたエクササイズを行うために生まれたものばかりだそうです。エルダーの先生がスタジオを卒業する時にはそれぞれの人に合った器具を作って持たせたという話があるほど、わたし達の体は一人ひとり違い、また日常生活や目標とする動きも異なります。

ですので、自分の身体を知り、自分の目標を考え、その目標と自分の状態に合ったエクササイズを選んで行うことが大切です。

ピラティス氏はまた学校教育やリハビリにもコントロロジーが取り入れられ、若い人は自分の体の知識と気づきと共に成長するべきだと信じていたそうです。コントロロジーを単なるエクササイズでも体の健康のためだけでもなく、社会を変えるため、ひいては戦争をなくし平和な社会を築くことまで考えていたのは、第1次世界大戦の負傷兵のリハビリに携わったピラティス氏ならではですね。

ピラティス氏の背景や歴史を知ることで、ピラティスについて今一度楽しく語りあいませんか?